✅猫から目やにや涙が出てる、どうしたらいいの?
✅猫に目薬はどうやってさすの?
✅猫が目薬を嫌がってさせない
✅猫の目薬さすにはどんな注意が必要なの?
✅猫の目の症状が分かります
✅猫の目薬のさし方のコツが分かります
✅猫が目薬を嫌がっている時の対処方法が分かります
✅猫に目薬をさす時の注意点が分かります
猫に目薬が必要なとき
どんな時に猫に目薬が必要か
猫の目薬には点眼薬と眼軟膏と2種類あります。
点眼薬:目が感染したり炎症を起こした時に使われています
眼軟膏:ベトベトした薬で、薬が長く目に留まります。まぶたの病気などに使われます
猫の目の病気は珍しくありません。ほこりが入ったり、傷がついたり、細菌やウイルスに感染したり、アレルギーが原因になることもあります。猫の目は暗いところでもよく見えます。猫の暗いところを見る力は人間の6~10倍です。だから、猫の目はとても大切です。目の表面に傷がつく角膜炎などは進行が早いので注意が必要です。
症状や目のトラブルの具体例
猫の目にこんな症状があったら、動物病院に連れていきましょう。
目やにがたくさん出る
ウイルスや細菌に感染しているかも。猫風邪の症状なので早めに病院に受診しましょう。
涙が多くなる
目を開けるのがつらそうなら、目にケガがあるかもしれません。角膜に傷がついていることが考えられます。角膜潰瘍を起こすこともあるので、早めに病院に行きましょう。また、緑内障でも涙が出ることもあります。涙が鼻に流れにくくなって涙があふれる病気もあります。猫風邪でも涙が出ることがあるから注意しましょう。
目が赤くなる
結膜炎や角膜炎などの目の炎症や、けんかなどのケガによるものでも目が充血します。
目が白くなる
白内障や緑内障、角膜潰瘍では目が白っぽく濁ることもあります。
目をこする
猫風邪やアレルギー性の炎症などが原因で目をこすることがあります。
物にぶつかる
よくモノにぶつかっているようなら、視力が低下してきているかもしれません。
猫の目薬のさしかたのコツ
①目薬をさす前に準備すること
- 手を洗う:手に汚れや細菌が付いていると、猫の目に感染することもあります。
- 猫をリラックスさせる:頭をなでたりして、猫をリラックスさせましょう。このとき、アニマルレイキが役に立つかもしれません。
- 目薬の準備:目薬のフタを開けておいて、さすときにもたつかないようにしましょう。
- 目薬を温める:冷たいと猫が驚くので、手で少し温めてから使いましょう。
② 猫の後ろから片方の手で顔をささえる
- 猫を膝に乗せる:猫の後ろに座って、膝の間に挟むようにすると良いです。あごから頭を包み込むように支えましょう。
- リラックスする:飼い主さんが緊張しすぎると猫に伝わってしまうので、リラックスして行いましょう。
ドミくん、いい子だね~
なでなで・・・
これから目薬さすよ~
③少し上を向かせて親指を使って上まぶたをあげる
- 顔を少し上に向ける:あまり上に顔をあげすぎると猫が怖がるので、目薬の先端が見えないようにしましょう。
- まぶたをあげる:顔を支えている手の親指か、点眼薬を持っている手の小指で優しく上まぶたを引き上げても良いです。
④目薬をまぶたの上のほうから1滴さす
- 視界に入らないように:猫の視界に目薬が入らないようにして、1滴さします。白目をめがけても良いです。
- スムーズに行う:猫は目に何かが入る感覚を嫌うので、なるべくスムーズに行いましょう。
- 容器の先が目に触れないように:猫が動いたときにケガをしないように、容器の先が目に触れないように気を付けましょう。
- 眼軟膏を処方されたときはまぶたの縁に塗りましょう。
筆者自身が目薬をさすとき、目を開けたままさすことが出来ず、目頭に点眼してます。目をぱちぱちすれば、ちゃんと入るので猫も目をつむったままで目頭にさしてもパチパチすれば大丈夫かなと思います。
⑤さした後は目を閉じさせてあふれた目薬をやさしく拭く
⑥終わったらしっかりと褒めてあげましょう
- 褒めてご褒美をあげる:目薬をさせたら、たくさん褒めてあげて、おやつなどをあげましょう。猫に、目薬をすれば良いことがあると覚えてもらいましょう。
ぼく、目薬はいやだけど、あとでチュールをもらえるんだ。
チュールもらえるからがんばるよ。
ドミくん、えらかったね。
ほめるとドミくん、うれしそうな顔するね。
猫に目薬さすときのサポートグッズ
バスタオル・洗濯ネット
猫に目薬をさすとき、もし猫が暴れる場合は、バスタオルで猫を包んだり、洗濯ネットに入れてから目薬をさしてもいいかもしれません。狭いところに入ると、猫は安心します。
それから、猫用のみのむし袋やキャットグルーミングバッグという、顔だけ出せる袋もお店で売っているので、それを使っても便利です。
猫がなりやすい目の病気とその対策
結膜炎 (けつまくえん)
結膜炎は、猫の目の膜にウイルスや細菌が入ったり、花粉やほこりなどのアレルギーで炎症が起きる病気です。けんかでケガをしても結膜炎になることがあります。症状は目が赤くなったり、涙が出たり、目やにが増えたり、目がかゆかったり痛かったり、まぶたが腫れたりします。治療には点眼薬(目薬)が使われます。
角膜炎 (かくまくえん)
眼瞼炎はまぶたが赤くなったり、腫れたりする病気です。目やにが増えたり、目の周りをかゆがったりします。まぶたの皮膚が乾燥してカサカサになることもあります。治療は目薬や眼軟膏(がんなんこう)を使います。目の周りを清潔にすることも大切です。
眼瞼炎 (がんけんえん)
眼瞼炎の症状はまぶたが赤くなったり、腫れたりします。また。いつもよりも目やにが増えます。目の周りを何度も掻いたりかゆがることもあります。まぶたの皮膚が乾燥してカサカサになることともあります。獣医さんから処方された目薬や眼軟膏を付けることが治療になります。目の周りを清潔にすることも大切です。
流涙症 (りゅうるいしょう)
流涙症は、猫の目から涙がたくさん出る病気です。症状は目の周りがいつも涙で濡れていて、毛が茶色や赤色に変色します。ゼリー状の目やにが増えたり、目の周りが炎症を起こすこともあります。原因は、生まれつき、短頭種(たんとうしゅ)の猫(例えばペルシャ猫)で涙がうまく排出されないことや、目に異物が入ったり、感染症、アレルギー、涙管が詰まることなどです。治療には目の周りを清潔に保ち、涙やけ専用のクリーナーを使ったり、アレルゲンをなくしたりします。涙管閉塞の治療や感染症の治療も必要です。
病気予防のための日常ケア
猫が目の病気にならないためには、いつも猫の目や健康状態をチェックし、清潔な環境を維持し、バランスの良い食事を与え、安全な遊び場を提供することが大切です。また、猫のストレスを減らすためにアニマルレイキもおすすめです。飼い主さんの手を優しく当てるだけで、猫の気持ちも穏やかになり、健康に役立ちます。
猫に目薬をさす時の注意点
人間用の目薬は使わないようにする
猫専用の目薬を使いましょう。人間用の目薬は成分が違っていて、猫にとって有害なこともあります。
1日に指定された回数を守る
獣医さんから言われた方法や回数を守って目薬をさしましょう。自分の判断で目薬をやめたり、回数を増やしたりしないようにしましょう。勝手に回数を増やすと、まぶたが皮膚炎になることがあります。勝手に回数を減らしたりやめたりすると、治りきっていないので病気がぶり返すことがあります。
猫の目の状態は毎日チェックしましょう
猫の目の状態を毎日チェックして、早めに変化に気づきましょう。
どうしてもうまくできない時は
誰かに協力してもらう
どうしても猫が嫌がって目薬をさせないときは、誰かと一緒にやってみましょう。一人が猫を抱えて、もう一人が目薬をさすという役割分担をするといいかもしれません。
獣医さんに相談する
どうしても出来ないときは獣医さんに相談しましょう。目薬に代わる治療があるかもしれません。
アニマルレイキを試す
アニマルレイキは、猫に安心感を与え、ストレスケアもできるので、猫の健康にも役立ちます。飼い主さんが猫を優しく撫でながら行うので、手軽でお得です。
アニマルレイキについて詳しく書いています。
まとめ
今回の記事では、猫に目薬をさす方法について書きました。猫が嫌がることをするのは飼い主さんにとってもストレスになります。猫も人間もリラックスすることが大切です。飼い主さんの不安や緊張は猫にも伝わってしまいます。点眼するときは深呼吸をして気持ちを落ち着けてから、素早く点眼することが大事です。この記事で、飼い主さんと猫に合ったやり方を見つけるヒントになれれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
今すぐ、アニマルレイキで癒すことで猫ちゃんのストレスを軽減し、猫ちゃんの自然治癒力をアップしよう
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アニマルレイキがあれば、ねこちゃんとの信頼関係が増し、お互いにリラックスします。心も体もストレスが緩和され、治療の効果も出やすいです。
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この記事の監修者
獣医師:福井利恵
日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者
動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。