外国人が日本でペットを飼うときに困ることとは?実際の声から見えた10の課題【獣医師が解説】

「日本でペットと暮らしていて、何が一番心配ですか」

この質問を、日本で暮らす外国人のペットオーナーの方々に投げかけたところ、数多くのリアルな声が集まりました。

私は日本で活動する獣医師として、寄せられたコメントすべてに目を通しました。そこから見えてきたのは、医療技術の高さだけでは解決できない、たくさんの課題です。

「外国人 ペット 日本」というキーワードで情報を探している方も多いのではないでしょうか。この記事では、実際に寄せられた声をもとに、日本で暮らす外国人ペットオーナーが感じている悩みを、獣医師の視点からまとめます。

目次

1. 夜間・休日の救急動物病院が見つからない

最も多く寄せられた声が、救急医療への不安でした。

  • 夜中に診てもらえる病院が少ない
  • 電話しても断られてしまった
  • 英語が話せないという理由で受診できなかった
  • 救急病院を探している間に症状が悪化した

命に関わる病気では、時間との勝負になります。外国人だけでなく日本人にとっても大きな課題ですが、そこに言葉の壁が加わることで、より深刻な問題になっていると感じます。

2. 英語で相談できる動物病院が少ない

「英語対応」と案内があっても、専門的な説明は日本語のみだったり、治療内容がよく理解できなかったり、質問しにくいと感じたりする方が少なくありませんでした。

「英語対応 動物病院」を探すこと自体が、外国人ペットオーナーにとって大きなハードルになっています。獣医療では、細かな説明がとても重要です。安心して治療を受けてもらうためには、多言語対応や翻訳ツールの活用が、今後さらに求められるでしょう。

3. 飼い主の声が十分に聞いてもらえない

これは外国人だけでなく、日本人の飼い主からもよく聞かれる悩みです。「この子はいつもと様子が違う」。そうした飼い主の観察は、とても重要な情報です。

動物は言葉を話せません。だからこそ、一番近くにいる家族の気づきは、診断に欠かせないものです。獣医師と飼い主がパートナーとして協力することが、より良い医療につながります

4. ターミナルケア・緩和ケアへの不安

高齢の犬や猫と暮らす方からは、苦しまずに最期を迎えられるのか、緩和ケアを受けられるのか、安楽死について相談できるのか、といった声が多く寄せられました。

治療だけでなく、最期までどう寄り添うかを支える医療も求められています。

5. 往診してくれる獣医師が少ない

特に猫の飼い主さんから多かったのが、「病院へ連れて行くだけで強いストレスになってしまう」という悩みです。高齢猫やFIV陽性猫、極度に人や環境を怖がる猫にとって、往診という選択肢は大きな助けになります。

6. ペットの移動が大変

日本では車を持たない方も多く、ペットタクシーが高額だったり、大型犬を連れて行きにくかったり、電車での移動が難しかったりするという声もありました。病院までの移動そのものが、受診のハードルになっているケースは少なくありません。

7. 予防医療を受けにくい

海外では一般的なシニア健診や定期的なスクリーニング、早期発見を希望しても、「まだ必要ありません」と言われてしまうケースもありました。病気になってからのケアだけでなく、病気になる前を支えるサポートを望む声が増えています。

8. エキゾチックアニマルを診られる病院が少ない

ウサギやモルモット、リクガメなど、専門知識を持った獣医師がまだ少ないという声も目立ちました。

9. 保険・費用が分かりにくい

海外では一般的な、治療費の見積もりや保険適用範囲、治療費の事前説明について、日本では十分な説明を受けられなかったという経験も聞かれました。

10. 飼い主自身の心のケア

今回、特に印象的だったのは、「ペットが年を取っていくことが怖い」「24時間一緒にいられないことがつらい」という声でした。

動物医療では、動物だけでなく、飼い主さんの心を支えることも大切です。グリーフケアやターミナルケアへのニーズは、今後さらに高まっていくでしょう。

日本の獣医療は少しずつ変わっています

コミュニケーションの課題は、外国人だけの問題ではありません。日本でも以前から、獣医師と飼い主とのコミュニケーションは課題とされてきました。

近年は獣医学教育の中でもコミュニケーションを学ぶ機会が増え、若い世代の獣医師を中心に、飼い主と一緒に考える診療スタイルが広がりつつあります。

一方で、英語対応や多文化コミュニケーションについては、まだ改善の余地があります。英語を話せる獣医師を増やすことに加えて、翻訳ツールや多言語の説明資料、費用や治療内容を分かりやすく伝える仕組みづくりも重要だと感じています。

まとめ

今回、多くの外国人ペットオーナーの声を通して、改めて感じたことがあります。それは、高度な医療だけが求められているわけではないということです。

多くの方が求めていたのは、話をきちんと聞いてくれること、分かりやすく説明してくれること、一緒に考えてくれること、そして最後まで寄り添ってくれること。そんな、安心して相談できる獣医療でした。

私は獣医師として、そして動物を愛する一人として、この声をこれからの日本の獣医療に活かしていきたいと思っています。

もしあなたも、日本でペットと暮らしていて困った経験があれば、ぜひコメントで教えてください。皆さんの声が、より良い動物医療につながる第一歩になると信じています。

そして、病院での治療と同じくらい大切なのが、日々のおうちでのケアです。家庭でできるケアも、動物の生活の質(QOL)を高める大切な方法のひとつです。

もっと知りたい方はこちら
ストレスケアやシニアケア、そして飼い主さん自身の心のケアについて、アニマルレイキ協会の入門講座でも詳しくご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

こんにちは。
獣医師の福井利恵です。

私には夢があります。

「動物と人が互いの幸せを思い合う最高の関係」

を世界に教え、世界を変えることです。

私は獣医師として
畜産や動物病院で
働いていましたが、

治療は抗生物質などを
使っての対症療法で、根本的に治らないことに
ジレンマを感じていました。



そこで、アニマルレイキ®を開発しました。

動物病院でのアニマルレイキ®️での手当て治療

アニマルレイキ®は、
動物の健康と幸福を
促進するための
ホリスティックな療法で、

自然治癒力を高め
心身を深い癒しへと導き、
自然と調和し、
 
本来の自分らしさを
取り戻すことができます。


アニマルレイキで癒されるジョニーとぽち

私は動物の病気の原因は、
飼い主さんにかかっていることを知り、

病気は動物からの究極の
愛のメッセージだった
と知りました。

私はこのことを
実際の原因療法として確立し、

世界に伝えてペットと飼い主さんの
双方に幸せになってほしいです。

アニマルレイキ®を通して、
20歳を目指す飼い主さんと
ペットのお役に立ちます。


愛犬ジョニー(当時20歳)と 

私の愛犬ジョニーは先日お別れしましたが、
21歳2ヶ月の大往生でした。

私とジョニーは
お互いの幸せを思い合うことで、
ジョニーが
「もっともっと長生きしたい!」

そう言ってくれたのです。 

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