✅愛犬の皮ふにできたイボが気になっていませんか?
✅愛犬のイボが良性か悪性か心配していませんか?
✅犬のイボの原因がわからず、対処方法に困っていませんか?
✅犬のイボの治療方法を知りたい
✅犬のイボの予防方法やお家でのケア方法がわからない
✅犬のイボについて特徴がわかります
✅犬のイボの治療方法がわかります
✅犬のイボを予防する方法がわかります
✅愛犬との絆が深まります
犬のイボとは?
愛犬を撫でている時に、あれ?と、手に何かを感じたことはありませんか?、それがイボかもしれません。
イボは、皮膚にできる小さな『できもの』のことです。イボ、しこり、できものなどと表現されることが多いです。見た目や大きさ、色、できる部分、形もさまざまです。良性か悪性かは見た目だけでは分かりません。
イボの種類と原因
イボができやすい要因
ウイルス感染
・乳頭腫はパピローマウイルスの感染で起こります。
・乳頭腫は皮膚にできた傷から感染します。
・免疫力がある犬はこのウイルスによるイボが自然に消えることが多いです。
パピローマウイルスはどこにでもいる普通のウイルスなんだよ。
免疫力低下
免疫とは細菌やウイルスなどの外敵から体を守る働きのことをいうよ。
・犬のイボの多くはパピローマウイルス感染によるものです。
・生まれたばかりの子犬、シニア犬、病気で体力の落ちている犬は皮膚や粘膜の傷からウイルス感染しやすいです。
新陳代謝の低下
表皮のう胞は皮下になんらかの原因で袋状ののう胞ができて、皮脂や老廃物が袋にたまってできるイボなんだよ。人間にもできるんだよ。
遺伝
肥満細胞腫や色素性乳頭腫は遺伝性といわれているんだよ。
イボの良性・悪性のちがい
良性、悪性の判断は見た目ではできないんだ。細胞診という検査が必要なんだよ。良性のイボでも早い治療が必要になることもあるよ。飼い主さんが判断せず、獣医さんに診てもらおう。
良性 | 悪性 | |
大きさ | 比較的小さい | 大きさが1cm超えるものが多い |
色 | 白やピンクなど明るい色 | 黒、紫など暗い色 |
成長 | 比較的ゆっくり自然治癒することもある | 早い 一か月で倍になるときは要注意 |
触った感触 | やわらかい | 硬め |
転移 | しない | する |
犬のイボ よくある良性腫瘍
病名 | 原因 | 症状 | 治療 |
皮膚乳頭腫 | パピローマウイルス感染 | ・見た目はカリフラワーのようなピンクや黒のモコモコした形 ・傷口から感染することもある ・接触感染する ・免疫力の低い犬がかかりやすい | ・様子観察・自然治癒することもある ・急に大きくなる、犬が気にして掻く、出血、化膿すると外科的処置することもある |
皮脂腺腫 | 皮脂腺のつまり | ・体のどこにでもできる ・ドーム状に盛り上がり、カリフラワーのような粒々がある ・シニア犬に多い | ・様子観察・自然治癒することもある ・出血、化膿している時は、切除やレーザー照射することもある |
表皮のう胞 | 毛穴に袋ができて皮脂や老廃物が溜まる | 大きさ小さいものが多いが内容物が溜まると数センチにもなる | 炎症を起こした時は切除することもある |
脂肪腫 | 脂肪のかたまり | ・色々なところに出来る ・小さいものから多いものまである ・成長はゆっくり ・やわらかい ・形は球形~楕円、扁平 ・良性腫瘍 | 日常生活に支障が出たら、切除する |
さくらちゃん(13歳)の胸にできた脂肪腫。年齢的にも手術は負担なので、様子をみています。痛がったりはしていないです。
りぼんちゃんのイボ。老化によるものといわれています。
犬のイボへの対応方法
観察ポイント
✅いつから?
✅どこの部位?
✅大きさはどのくらいか?
✅どんなペースで大きくなるのか?
✅イボの数は増えているのか?
✅かゆみ、痛み、赤み、膿・血が出たりしていないか?
治療が必要なイボについて
✅化膿、出血しているイボ | 良性のイボでも感染したり、犬が気にしてなめたりするようなイボは治療を行うこともあります |
✅悪性のイボ | どんどん大きくなる場合や、増えていく場合は早めに受診しましょう |
犬の皮ふにできる悪性のイボについて書いています。良かったら読んでくださいね。
イボを見つけた時に飼い主さんが行うこと
✅イボにさわらない | イボを刺激して大きくなったり、増えたりします。 |
✅他の犬との接触させない | ウイルスが原因だった場合、他の犬にうつるかもしれません。 |
✅動物病院に受診する | イボを診断してもらう。 病状によっては早めの治療が必要なことも。 |
動物病院での治療法
手術での除去
イボの大きさや場所によって全身麻酔や局所麻酔で切除する
窒素ガスにより凍結治療
体の表面にできたイボをー89℃で急速に凍らせて取るんだよ。一週間くらいでかさぶたになって自然にとれるよ。痛みが少ないので麻酔が要らないよ。
レーザー照射
レーザー光でイボを焼いたり、切ったりできます。小さいものは無麻酔や局所麻酔で治療できます。数回に分けて行うことが多いです。
イボを糸で縛って脱落させる
イボの根元が細い場合、イボの根元に糸をかけてしばって、血流を遮断して、数日でイボを脱落させる方法です。
薬物治療
・炎症や出血が見られる場合には抗生剤などを使うこともあります。
・特定のイボに有効な塗り薬や飲み薬があります。
自然療法
ここでは、筆者が体験談をお聞きした自然療法をご紹介します。
ホメオパシー
ホメオパシーでイボに効果がみられるレメディがいくつかあります。
ホメオパシー診療をしている獣医さんに一度ご相談してみると良いでしょう。
ハト麦・ヨクイニン
ハト麦は昔から、イボを取ることで使われています。ヨクイニンはハト麦から作られています。ハト麦茶はカフェインが入っていないので、ワンちゃんが飲むことも可能です。また、ハト麦粉をご飯の上にかけたり、ハト麦をご飯のように炊き、ご飯として食べることもできます。
・腫瘍抑制
・抗炎症作用
・新陳代謝活発化し肌のターンオーバーを正常化
・イボに効くのは免疫細胞を活性化してウイルスや細菌から体を守る
・ウイルス性のイボに効き目があるともいわれています
犬用のイボコロリ
市販の軟膏で犬用イボコロリがあります。ハーブが原材料で出来ています。
ひまし油
1日1~2回綿棒でイボに塗ると、3~4週間でポロっとイボが取れることがあります。ウイルス性のイボに効きやすいようです。
・ひまし油はイボを柔らかくする
・炎症を軽減する作用
・かゆみをへらす
自然療法についてはこちらでご相談を承ります
飼い主さんができる予防法
マッサージ
・マッサージは血行をよくして、身体の細胞に栄養や酸素が行きわたり、老廃物も早くに取りのぞけるために、細胞が元気になって免疫力向上ができます。
・皮膚をさわることによって異常の発見ができます。
・ワンちゃんとのコミュニケーションも図れます
清潔にする
・月に1~2回のシャンプーをする。
・散歩後にブラッシングをして犬の体についたごみを取り、きれいにしましょう。ブラッシングはワンちゃんの血行もよくなりますね。
免疫力を高める
ワンちゃんも人間も同じです。免疫力があがれば、ワンちゃん自身の力でイボの発症やその他の病気も防止できます。
バランスの良い食事
食事は身体を作ります。栄養バランスが崩れると免疫力が下がってしまいます。年齢に合ったフードや添加物の少ないものがいいでしょう。
良い睡眠
睡眠不足は自律神経のバランスが崩れて、免疫力の低下の原因になります。ワンちゃんがいい睡眠をとるために、室温や湿度、寝床の環境を見直しましょう。
ほどよい運動
散歩や遊びで運動することは、血液循環がよくなり、代謝機能も上がります。最終的には免疫力も上がります。運動はストレスの発散につながります。人間もそうですね!
ストレスの軽減
飼い主さんとのコミュニケーションやワンちゃんが落ち着いていられる場所作りは自律神経が穏やかになり、ストレスが少なくなります。
アニマルレイキ
飼い主さんが簡単にできて、ワンちゃんも気持ちよくなるのでおすすめです。
根気強く行うと、イボが取れた事例もあります。
・アニマルレイキは動物に癒しを送るヒーリングの一種です。
・飼い主さんの手があれば、簡単にだれでもできます。
・ワンちゃんの自律神経が整いストレスケアに効果的です。ストレスが減れば、ワンちゃんの免疫力、自然治癒力も向上します。
日々の健康チェックは大切です
ワンちゃんに直接触る機会をつくることで、変化にいち早く気づくことができます。ブラッシング、シャンプー、マッサージなどで、ワンちゃんの体に触って観察することは大切です。
まとめ
・イボは腫瘍の一種で、良性と悪性のものがあります。
・イボの見た目で良性、悪性は完全に見分けられないので、イボを見つけたら受診しましょう。
・免疫力が低いとイボができやすくなるので、ワンちゃんの免疫力向上は大切です。
・免疫力向上のためには質の良い食事、運動、睡眠、ストレスケアが重要です。
・ストレスケアにはアニマルレイキもおすすめです。
今すぐ、できることをして、愛犬を健康ハッピーに!
アニマルレイキは一部の動物病院やご家庭でも使われていますが、苦痛を和らげ、リラックスさせる効果が見られています。今すぐ、回復力を底上げすることで、わんちゃんと元気に過ごしましょう。
アニマルレイキがあれば、自己治癒力が働きやすくなり、症状緩和や発症予防につながります。
アニマルレイキがあれば、わんちゃんとの信頼関係が増し、お互いにリラックスします。心も体もストレスが緩和され、治療の効果も出やすいです。
アニマルレイキは、愛をこめて撫でるだけでわんちゃんとの信頼関係も深まり、健康にもなる自然治癒力活性化メソッドです。
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この記事の監修者
獣医師:福井利恵
日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者
動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。