✅犬の脂肪腫ってどんな病気?
✅脂肪腫は悪いものなの?
✅犬の脂肪腫の治療はあるの?
✅飼い主さんにできることは?
✅愛犬の脂肪腫について知ることができます。
✅犬の脂肪腫の検査方法や治療方法がわかります
✅飼い主さんができるケア方法が知れます
こんにちは!
愛犬に脂肪腫ができて悩んでいる飼い主さんいませんか?
実は筆者の実家のワンコ🐶も胸に脂肪腫があります。年々少しずつ大きくなってきていて、少し気になっています。
ということで、今回、筆者も脂肪腫について、勉強してみました。
イヌの脂肪腫とは?
イヌ脂肪腫は、皮膚の下にできる柔らかいしこりで、一般的に良性の腫瘍です。特に中高齢の犬に多く見られ、痛みやかゆみがないため、犬自身が気にしないことが多いです。でも、飼い主さんが見つけたときにはちょっとびっくりしてしまいますよね。
ほとんどの場合、心配いりません。変化があったら早めに獣医さんに相談してくださいね!
脂肪腫の原因
脂肪腫ができる原因はまだ完全には解明されていませんが、いくつかの要因があります。年齢、肥満、遺伝的などが大きな要因とされています。特にメス犬に多く見られることから、ホルモンバランスも関係していると考えられます。
要因 | 説明 |
年齢 | シニア犬に多い |
肥満 | 脂肪の蓄積が原因 |
性別 | メス犬に多い |
遺伝 | 親犬からの遺伝 |
ムム、実家のワンコ、14歳、女の子、ちょっとぽっちゃり、条件に当てはまっている。
脂肪腫の診断方法と検査
脂肪腫の診断には、細胞診と呼ばれる方法が一般的です。
細い針を使ってしこりから細胞を取り出し、悪性でないかを確認します。また、脂肪腫が広がっているかどうかを確認するために、超音波検査が行われることもあります。これにより、良性の脂肪腫と悪性の浸潤性脂肪肉腫を区別します。
治療について
手術が必要かどうかは、脂肪腫の大きさや位置、そして犬の全体的な健康状態によります。手術をする時は全身麻酔が必要になります。
【手術が必要になるときは】
①脂肪腫が急速に大きくなる時。
周りの組織に影響を与えるために手術をする時もあります。
②痛みや不快感をおこしてるとき。血管や神経を圧迫していたり、体の動きに制限があるときも手術を検討します。
③脂肪肉腫(悪性)の可能性がある時(脂肪肉腫はまれです) 転移の危険性や浸潤することが早いため、出来るだけ早く手術をする必要があります。
➃脂肪腫が大きすぎて生活(歩いたり食事など)に支障があるとき。
飼い主さんができる脂肪腫の予防は太らせないこと
この表を参考にして、脂肪腫の発生リスクを少しでも減らしていきましょう。大切な愛犬がいつまでも健康でいられるよう、日頃のケアをしっかり続けることが大切です。
項目 | 説明 |
栄養 | ・バランスの取れた食事を与えることで、肥満を防ぎます。 ・低脂肪・高タンパク質の食事を心がけると良いです。 ・栄養バランスの整った食事は免疫力をアップさせ、脂肪腫を出来にくくします。 ・おやつのあげすぎにも注意してくださいね。 |
運動 | ・毎日のお散歩や遊びは、愛犬の健康を保つためにとても大切です。運動不足になると、肥満につながり、脂肪腫ができやすくなることがあります。 ・適度な運動は筋肉もしっかり保て、体の元気もアップします。 |
受診 | 定期的に獣医さんの健康チェックを受けることで、脂肪腫や他の健康トラブルを早めに見つけることができます。特にシニア犬には、半年に一度の診断が安心です。早めに見つけることで、治療の幅が広がりますよ。 |
ストレスなし | ストレスがたまると免疫力が低下し、病気のリスクが増します。リラックスできる環境にして、安心して過ごせるようにしてあげましょう。ストレスを減らすにはには、マッサージやアニマルレイキなどのヒーリングも効果的です。 |
睡眠 | しっかり眠ることで、体が元気に回復します。愛犬が静かにリラックスできる場所を作ってあげて、毎日のリズムを整えてあげるといいですね。 |
自然療法
自然療法とは、自然に存在する植物や食材、エネルギーを使って、体や心の健康をサポートする方法です。化学薬品に頼らずに、体が本来持っている自己治癒力を高めることを目的としています。自然療法は、体に優しく、継続して行うことで大きな効果が期待できます。
項目 | 説明 |
食生活の改善 | ・高品質の食材を使った手作り食や、自然由来の栄養素が豊富なドッグフードを選ぶことで、免疫力を高め、脂肪腫のリスクを軽減します。 ・抗酸化物質を多く含む食材(ブルーベリー、カボチャなど)やオメガ3脂肪酸が豊富な食材(サーモン、亜麻仁油など)を取り入れると良いです。 |
アニマルレイキ | ・アニマルレイキは、エネルギーを通じて犬の心と体のバランスを整え、自己治癒力を高めるヒーリングです ・ストレスを軽減し、リラクゼーションを促進することで、病気の予防や回復をサポートします。 ・飼い主とペットとの絆を深める効果もあります。 |
マッサージ療法 | ・マッサージは血行を良くして、筋肉をほぐす効果があります。定期的なマッサージは、犬のリラックスを促し、健康状態を改善します。 ・リンパ系を刺激することで、体内の老廃物を効果的に排出する手助けをします。 |
ホメオパシー | ホメオパシーは、自然治癒力を活性化するために使用される療法で、微量の自然物質を使います。たとえば、アルニカは炎症や痛みの軽減に役立ちます。ホメオパシーのレメディは、個々の犬の状態に合わせて選ぶことが大切です。 |
このほかにハーブ療法やアロマセラピーなどの方法もあります。
自然療法についてはこちらでご相談を承ります
まとめ
・犬の脂肪腫は多くのケースが良性腫瘍です。
・自己判断はしないでしこりを見つけたら病院で診てもらいましょう。
・治療は脂肪腫の大きさ、できた場所、犬の健康状態をみて、総合的に決めます。
・飼い主さんができることはバランスの良い食事、運動、定期的な受診、ストレス管理、睡眠などがあります。
・自然療法も選択肢のひとつです。
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この記事の監修者
獣医師:福井利恵
日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者
動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。