犬の胃腸炎:原因と症状、病院での診断方法について詳しく解説獣医師監修

犬が胃腸炎になった時の対処法:原因から症状、治療まで知っておくべきポイント 獣医師監修1
こんなお悩みありませんか?

愛犬がお腹をこわしてしまった、どうしよう?

✅犬の嘔吐や下痢が続いていて、病院に行くタイミングがわからない

✅ストレスから愛犬が体調を崩しているみたい、どうすればいいの?

✅胃腸炎のときに家でできるケアって何があるの?

この記事をよむとこうなれます

胃腸炎について理解ができます

✅緊急のサインがわかるので、愛犬を早めにケアできます

アニマルレイキで愛犬の心と体を癒すリラックス方法がわかります

✅家庭でできるケア方法や注意点がわかります

みなこ

実家のわんこが急にお腹をこわして、よく病院に行っていたのですが、不思議と年を取ってからはあまりそんなことがなくなりました。愛犬の具合が悪くなると、実家の家族もいつも心配していました。

その様子を見て、このブログでは、犬の胃腸炎で困っている人に何か手で助けになることを書きたいと思いました。

胃腸炎の原因や症状、病院に連れて行くべきタイミング、獣医さんでの治療方法、飼い主さんが家でできるケア、そしてアニマルレイキがどんなふうに役立つのかをお話しします。

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目次

犬の胃腸炎とは?

胃腸炎というのは、犬のお腹や腸が炎症を起こしている状態です。急に起こる「急性胃腸炎」と、長く続く「慢性胃腸炎」があります。

種類説明主な症状
急性胃腸炎短い期間(数日~1週間くらいで回復)で起こるもの。
突然、お腹をこわして吐いたり下痢をしたりする。
吐く、下痢、食べ物を食べない、元気がなくなる
慢性胃腸炎長い間(数週間~数か月)続くもの。繰り返しお腹をこわすことが多い。長く続くので体力の消耗がじわじわ進む。よく吐く、体重が減る、食べ物をうまく消化できない、元気がない、時には便に血が混じったりすることもある。
さくちゃん

胃腸炎になると、食べ物をうまく消化できなくなって、お腹が痛くなったり、吐いたりします。長く続くと、体の水分が足りなくなったり、栄養がとれなくなったりします。

犬の胃腸炎の主な原因

ぷーちゃん

犬が胃腸炎になる原因はいくつかあります。表にまとめてみました。

原因説明
食べ物・体調が悪くて消化不良を起こした
・アレルギーを起こす食べ物を食べた
・食べつけないものを食べた
・高脂肪な食事(急なフード変更)
・生ごみや腐ったものを食べてしまった
・誤食
ウイルスや細菌病気を引き起こすウイルスや細菌(パルボウイルスやサルモネラ菌など)寄生虫
ストレスや環境の変化・引っ越し
・飼い主さんの留守が多くなった
・新しい家族が来た
・犬が緊張することが起こった
薬や毒物・犬が飲んではいけない薬飲んでしまった
・有害な植物を食べてしまったとき
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犬の胃腸炎の症状

胃腸炎になると、次のような症状が見られることがあります。

  • よくみる症状: 吐く、下痢、食べる量が減る、元気がなくなる。
  • 重い症状: 血が混ざった便や水分不足(脱水)が見られる場合。
Drワンコ

もしこうした症状が見られたら、まずは犬の様子をよく見てあげましょう。症状がひどくなったり、長く続くときはすぐに動物病院に行った方がいいです。

いつ病院に行くべき?緊急のサイン

Drワンコ

胃腸炎の症状が出たときに、どんな時に病院に連れて行くべきか迷うこともありますよね。こんなサインを見逃さないでくださいね。

  • 病院に行くべきタイミング
    • 吐き続けたり、下痢が24時間以上続くとき
    • ごはんを食べない、元気がないとき
    • 体重が急に減ったとき
  • すぐに病院に行った方がいいサイン
    • ぼーっとしていて、元気がない
    • 血が混ざった便や真っ黒な便が出たとき
    • 脱水(皮膚をつまんだとき、元に戻るのが遅い)
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獣医さんでの治療

さくちゃん

病院に行くと、どんな治療が行われるのでしょう?

  • 点滴: 胃腸炎で吐いたり下痢をすると、体の中の水分が足りなくなります。点滴をして、体に必要な水分や栄養を補います。
  • : 吐き気止めや下痢止めの薬が使われることがあります。また、細菌が原因の場合には、抗生物質が処方されることもあります。
  • 検査: 症状によって血液検査やX線で、胃腸の状態を詳しく調べることがあります。これによって、どのくらい炎症が進んでいるのかを確認します。
ぷーちゃん

治療を受けると、犬は少しずつ元気になってきますが、家でもしばらく安静にさせてあげてくださいね。

飼い主ができる胃腸炎の家庭でのケア

びーくん

もし犬が胃腸炎になったら、飼い主さんが家でできるケアもいくつかあります。

一時的に食事を控える(絶食)

 12〜24時間程度、食事を控えてお腹を休めます。絶食することで、消化器官が回復する時間を作ることができます。

はてな?

なぜ必要?
胃腸が炎症を起こしている時に食べ物を与えると、さらに負担をかけてしまうことがあります。

水分摂取はすこしずつ

水分補給はとても大切ですが、一度にたくさんの水を飲むとまた吐いてしまうことがあります。少しずつ、頻繁に与えるようにしましょう。

はてな?

なぜ必要?
下痢や嘔吐で体内の水分が失われるので、脱水症状を防ぐためです。脱水が進むと危険なので、注意が必要です。

Drワンコ

スポーツドリンクはどうなのかな?
犬にスポーツドリンクをあげるのは、基本的にはおすすめできません。市販のスポーツドリンクには、糖分や塩分、人工甘味料が含まれていて、犬の体には負担になることがあります。

犬が脱水症状を起こしている場合、緊急の応急処置として少量を薄めて与えることはありますが、あくまでも一時的なことです。その後はすぐに獣医さんに相談しましょう。

もし犬の体液を補う必要がある場合、犬用の電解質補給液や、獣医さんが勧める特別な水分補給用の液体がありますので、脱水症状が気になる場合は、必ず獣医さんに相談しましょう。

消化に優しい食事を少しずつ与える

①絶食後、犬用のチキンスープや、白いご飯を少しずつ与えて様子を見ます。

②胃腸炎のときにおすすめの食事は、次のような消化がよいやわらかい食事です。


チキンスープ(塩や調味料を入れない)
鶏肉を茹でたスープを少し冷まして、犬に与えます。鶏肉自体も細かく裂いて与えると良いです。



白米やお粥
消化が良い白米やお粥もおすすめです。水分を多く含むので、脱水を防ぐのにも役立ちます。



かぼちゃのピューレ
かぼちゃを茹でて、柔らかくしてからピューレ状にしたものを少量与えます。食物繊維が含まれていて、消化を助けてくれます。



ささみ
ささみを茹でて、細かく裂いてあげると、脂肪分が少なくて消化に優しい食材です。

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ドライフードを再開するタイミング

  • 胃腸炎が改善し、犬が元気を取り戻してから、少しずつドライフードを再開することを考えても良いです。急に戻すと、またお腹に負担がかかることがあるので、ふやかしたドライフードから始めるのが安心です。
  • 最初はお湯で柔らかくして与え、犬の様子を見ながら、徐々に通常の硬さに戻していきます。

犬を安静にさせる

激しい運動やストレスを避け、犬がリラックスできる環境を作ってあげましょう。静かな場所で、温かい寝床を用意してあげるといいです。

はてな?

なぜ必要?
体を休めることで、自然治癒力が働きやすくなり、回復が早まります。

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症状がひどい場合はすぐに獣医さんに相談する

嘔吐や下痢が続く場合、血便が見られる場合、または元気が全くない時は、すぐに動物病院に行きましょう。

はてな?

なぜ必要?
症状が重い場合、点滴や薬が必要になることがあります。早めに診てもらうことで症状の悪化を防げるよ。

アニマルレイキでリラックスをサポート

アニマルレイキは犬に優しく手をあててリラックスを促すことができる自然療法です。犬も安心してくれるかもしれませんね。

はてな?

なぜ必要?
ストレスが減ると、免疫力が高まって回復しやすくなりますよ。

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アニマルレイキが犬の胃腸炎に与える効果って?

アニマルレイキは、犬の心や体を落ち着けるのに役立つ自然療法です。飼い主さんの手を使って優しいエネルギーを送ることで、犬のストレスを和らげることができます。胃腸炎の治療と一緒に行うことで、犬がリラックスして自己免疫力があがり、回復することをサポートします。

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まとめ

・犬の胃腸炎は、早めに気づいて対処することが大切

・症状が長く続く場合や重い症状が出た場合は、すぐに受診

・病院での治療と合わせて、家でのケアやアニマルレイキを取り入れることで、愛犬の回復をサポートできます。 

犬が胃腸炎になった時の対処法:原因から症状、治療まで知っておくべきポイント 獣医師監修8

今すぐ、できることをして、愛犬を健康ハッピーに!

アニマルレイキは一部の動物病院やご家庭でも使われていますが、苦痛を和らげ、リラックスさせる効果が見られています。今すぐ、回復力を底上げすることで、わんちゃんと元気に過ごしましょう。

アニマルレイキがあれば、自己治癒力が働きやすくなり、症状緩和や発症予防につながります。

アニマルレイキがあれば、わんちゃんとの信頼関係が増し、お互いにリラックスします。心も体もストレスが緩和され、治療の効果も出やすいです。

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この記事の監修者

獣医師:福井利恵

日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者

動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。

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この記事を書いた人

こんにちは!
林美奈子です。

私は、「動物と人が一緒に幸せになれる」
そんな素敵な関係を築けることを
たくさんの人に知ってもらいたいと思っています。

この想いは、私の師匠である福井利恵先生の言葉に
心を動かされたところから始まりました。

実は、私も愛猫の皮膚病や新しく家族になった保護猫さんが
なかなか人に馴れなくて悩んでいました。
でも、アニマルレイキに出会って、その効果にびっくり!
今ではその魅力をみなさんに伝えたくて活動しています。

私は訪問看護師として働いています。
在宅看護では、患者さんが家で過ごしていて、
そのお世話を家族の方がしています。
動物さんのお世話も、飼い主さんが家で心を込めてしています。
どちらも家族が大切な存在をケアしているんですね。
そんな姿から、私は日々多くの学びをいただいています。

だからこそ、頑張っている人たちを応援したいと思っています。

アニマルレイキ®は、動物たちの健康と幸せをサポートする
ホリスティックな療法なんです。
自然治癒力を引き出し、心も体もリラックスして、
動物たちが本来の姿を取り戻すお手伝いをします。

もちろん、病気の時は病院に行くことは大切です。
でも、飼い主さん自身ができることもたくさんあります。
お金もかからず、手軽にできて、
しかも動物たちのストレスも少ないんです!
そんな素敵な方法があるんです。

私は、この素晴らしい方法をみなさんに知ってもらいたくて、
仲間のみんなと楽しく活動しています。
動物さんたちとの毎日を
もっと楽しく、もっとハッピーにしませんか?

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