✅猫にもストレスあるの?
✅猫のストレス症状ってなに?
✅猫のストレスを緩和する方法ってあるの?
✅猫にもストレスがあります。
✅猫のストレス症状がわかります。
✅ストレスが猫のからだにどんな影響を及ぼすのか分かります。
✅猫のストレスの対処方法がわかります。
こんにちは!
私たち飼い主が、愛猫の出しているストレスのサインを見逃してしまうと、大きな健康問題になることがあります。
今回は、猫がどのような時にストレスを感じ、そのストレスが健康にどんな影響を与えるのをお話したいと思います。
筆者の愛猫が、ストレスから病気を悪化させてしまったことも話したいと思います。
猫のストレスのサイン
猫がストレスを感じているときに見せるサインはいろいろあります。早めにそのサインに気づくことで、猫の心と体の健康を守ることができます。
フードをたべない
猫ちゃんもストレスが溜まってくると食事量に変化が出てきます。
ストレスの要因は?
- 環境の変化(お部屋の模様替え、引越しなど)
- 家族の変化(増えた、減った、新たに動物が来たなど)
- 通院・入院など
オイラね、あたらしい子が来るとね、ドキドキしちゃうの。そうするとね、ご飯は食べられなくなるし、気持ち悪くなって胃液をいっぱい吐いちゃうの。
粗相、マーキングなど
猫ちゃんはきれい好きといわれています。トイレトレーニングも難しくありません。その猫ちゃんがストレスが溜まってくると粗相することもあります。ただ、泌尿器系の病気の症状でもあるので、獣医さんに相談してみて下さいね。
お母さんがオイラのことを見てくれないとさみしくて不安になって、いろんなところでおしっこしたくなっちゃうの。でも、オイラはにんげんみたいにしゃべれないから、お母さんにさみしいって伝えられないでしょ、だから、そうするしかなかったんだよ。
同じところをなめている
猫は本来、とてもきれい好きで、自分の体をなめて清潔に保つ習性があります。でも、ストレスが溜まると、このグルーミング行動が変わることがあります。
特定の場所をずっとなめ続けることで、毛が抜けたり、皮膚が赤くなったりすることがあります。猫が自分を落ち着かせるために無意識にやってしまいます。逆にグルーミングしなくなることもあり、毛がぼさぼさになったり、汚れたままだったりの状態が続きます。
あたしね、皮膚病のとき、お薬のんでいたの。でもね、無理やりお口に薬を入れられるのがすごく嫌だったの。左手や胸をなめていると落ち着くからずっとなめてたの。その時はいやなこと忘れられたんだ。
胸をなめ壊したときの写真です
福ちゃんはお薬を飲んでいた時にストレスがたまって、皮膚病が悪化してしまいました。皮膚のかゆみが増えてかきむしったために、壁に血やかさぶたがいっぱいついたり、胸や足をずっとなめて毛が全部抜けてしまいました。ついには戸棚の中に引きこもってしいまいました。
それでもわたしは治療のためだから仕方ないと自分にいいきかせていました。決定打は福ちゃんが仏壇の上でおしっこをしてしまい、わたしは見て見ぬふりをしていた福ちゃんのストレスと向き合うことになりました。
それから獣医さんと話し合い、治療方法を変えました。内服をやめると引きこもりはなくなりました。かゆみも内服薬から塗り薬に変えたら、ずいぶんよくなり、血吹雪が出るような搔き方はしなくなりました。
引きこもりをやめて出てきてくれて、頭をスリスリしてくれた時は涙が出るほど嬉しかったです。
今は少しづつですが、皮膚の状態は良くなってきています。
ストレスは身体も心も蝕みます。そのことを、福ちゃんを通して学びました。
攻撃的になった
ストレスが溜まってイライラして、触ろうとすると噛んだり、引っかいたり、怒ったりするときも何かあるのかもしれません。
ひきこもり
いやなことを回避するために猫ちゃんが隠れ出てこなくなることもあります。その直前に何があったか思い出してみると理由がわかるかもしれませんね。
福ちゃんが引きこもったとき、ここにいました。タンスと壁の間です。分かりずらいかもしてもせんが、白い足が見えていますね。
夜中に鳴いたり走り回ったりする
猫が日中に十分な刺激や遊びが足りていないと、ストレスを感じてしまい、夜中にエネルギーを発散しようとします。飼い主さんが忙しくてあまり遊んであげられなかったり、環境の変化で不安を感じていると、猫はストレスを解消しようとして、夜中に走り回ることが増えます。
わたし、遊び足りないと、つまらなくて、みんなが寝た後、こっそり遊んでいるの。おもちゃを、お部屋にばらまいちゃってるから、朝起きてきたお母さんがびっくりしてるよ。ドミくんや福ちゃんも夜中に遊ぼうと誘っても、二人とも寝てるからつまらないの。
寝てばかりいる
猫はもともと1日の大半を寝て過ごす動物ですが、いつもより明らかに長く寝ていたり、活動が極端に少なくなっている場合、ストレスが原因であることも考えられます。ストレスを感じた猫は、心の不安や身体の不調から逃れようと、寝ることで自分を守ろうとすることがあります。
ストレスの原因
猫ちゃんのストレスをまとめました。
猫のストレスの原因 | 説明 |
環境の変化 | 引っ越し、新しい家具、リフォームなど |
新しい家族やペットの登場 | 赤ちゃんや他のペットが増えること |
孤独感 | 飼い主が長時間家を空ける、遊んであげる時間が少ない |
騒音 | 工事の音や大きな音楽、花火などの突然の音 掃除機の音など |
過密な生活環境 | 複数の猫が同じスペースに住んでいる場合(多頭飼い) |
トイレの問題 | トイレが汚れている、数が足りない、場所が気に入らない |
健康問題 | 病気や怪我による身体の不調 |
食事の変化 | 急な食事の変更や好きなフードが与えられないこと |
運動不足 | 十分な遊びや運動ができない環境 |
対人ストレス | 苦手な人・知らない人に接触する機会が増えること |
ルーチンの変化 | 飼い主の生活リズムが変わること(仕事の時間が変わるなど) |
猫ちゃんのストレスを減らすために、これらの要因をチェックして、できるだけ快適な環境を整えてあげることが大切です。
ストレスからどうして病気になってしまうの?
どうしてストレスで病気になってしまうのか、不思議だよね。その仕組みを一緒に見てみよう!
ストレスと免疫力の低下
ストレスを感じると、猫の体内では「コルチゾール」というストレスホルモンが増加します。このホルモンは短期間ならば体を守るために必要なのですが、長期間にわたって高いレベルが続くと、免疫力が低下してしまいます。
免疫力が落ちると、感染症や病気にかかりやすくなっちゃうよね。
泌尿器系の病気
猫のストレスは「特発性膀胱炎(FLUTD)」といった尿路疾患を引き起こすことがあります。ストレスが原因で膀胱に炎症が起こり、血尿や頻尿、排尿困難などの症状が現れることがあります。
尿路系の病気が慢性化すると、尿道が詰まる危険もあるから、早めに対処してね。
胃腸の不調
ストレスを感じる猫は、胃腸の調子が悪くなることがあります。例えば、嘔吐や下痢、食欲不振などが見られる場合は、ストレスが原因かもしれません。また、長期的なストレスは腸内のバランスを崩し、消化不良を引き起こすこともあります。
人間もストレスがかかると胃が痛くなったり、お腹こわす人もいるよね。
肥満
ストレスを感じる猫は、過食に走ることがあります。ストレスが原因で過剰に食べてしまうと、肥満になりやすくなります。肥満は糖尿病や関節炎など、さらなる健康問題を引き起こすことがあるから注意が必要です。
わたしもちょっとぽっちゃりしてる・・・気をつけなきゃ。
心臓病や高血圧
ストレスが長期間続くと、心臓に負担がかかり、高血圧や心臓病のリスクが高まることがあります。これらは命に関わる重大な病気に繋がる可能性があるから、ストレスケアはとても重要です。
ストレスってこわいね・・・
行動の変化と精神的な問題
ストレスを受けた猫は、行動に異常が現れることがあります。例えば、攻撃的になったり、逆に引きこもったりすることがあります。また、無気力になったり、過剰に毛づくろいをするなど、ストレスが猫の心の健康に悪影響を与えることがあります。
ストレスって、目に見えないけれど、ちゃんとケアしないと色々なことが体にも心にもおこるんだね・・・わたしもストレスためちゃダメだわ。
猫のストレスケアの方法
猫のストレスを軽減するためには、いくつかの方法があります。一緒にみてみましょう!
安心できる環境を作る
猫ちゃんが落ち着いて過ごせる場所を作ってあげることが大切です。例えば、静かで暖かい場所にベッドや毛布を置いてあげると、猫ちゃんが安心して休めますね。また、猫は高い場所が好きなので、キャットタワーを用意してあげると喜ぶかも。
沢山遊ぶ
遊びは猫ちゃんのストレスを発散する大切な方法です。ボールやフェザーのおもちゃを使って一緒に遊んだり、レーザーポインターで追いかけっこをするのもいいですね。特に、猫ちゃんが一緒に遊んで欲しそうにしている時は、積極的に遊んであげると、ストレスが和らぎます。
スキンシップ
猫ちゃんが好きなタイミングで、優しく撫でてあげることもストレスケアになります。
飼い主さんが構い過ぎて、猫がスキンシップを嫌がり、ストレスを感じることがあります。無理に触らず、猫ちゃんの気持ちに合わせることが大切ですね。
定期的なルーチンを守る
猫は習慣を好む生き物なので、毎日のご飯や遊びの時間をできるだけ決まった時間にしてあげると安心します。ルーチンが整うことで、猫ちゃんはストレスを感じにくくなりますよ。
オイラは同じ時間にご飯じゃないと、いやなんだ。だから、朝、お母さんが寝坊したら困るから、早めに起こすんだ。
ドミくん、4時は早いよ~
隠れ家を用意する
猫ちゃんが隠れられる場所をいくつか作ってあげると、安心感が増します。箱やクローゼットの中など、猫が安心してこもれる場所を提供することで、ストレスが軽減されます。
アニマルレイキを試してみる
アニマルレイキは、猫ちゃんのストレスを和らげる効果的な方法です。エネルギーの流れを整え、心と体をリラックスさせることができます。
【アニマルレイキとは?】
アニマルレイキは、猫に飼い主さんの手を当てて癒しのエネルギーを送る自然療法のひとつです。猫のストレスケアにとても効果的な方法です。アニマルレイキは、ヒーリングの一種で、猫ちゃんにリラクゼーションや癒しの効果を与えることができます。特に、ストレスを感じやすい猫ちゃんには効果的でしょう。
猫ちゃんの好きなものを提供する
猫ちゃんが特に好きな食べ物やおもちゃを与えることで、安心感や喜びを感じさせてあげることができます。ただし、食べ過ぎには注意して、バランスの良い食事を心がけてくださいね。
環境を見直す
猫がストレスを感じる要因がないか、環境をチェックしてみてくださいね。例えば、トイレが清潔かどうか、居場所が騒がしくないか、他のペットとの関係が良好かなどを確認するといいですね。必要に応じて、環境を改善してあげると、猫ちゃんがリラックスできるようになりますね。
まとめ
猫のストレスケアは、健康を守るためにとても大切です。一番大切なことは、飼い主さんが猫ちゃんのストレスに気づいてあげることです。
ストレスが原因の病気を避けるためには、いつものケアや環境の見直し、アニマルレイキのような自然療法はおすすめです。飼い主さんの手で愛猫の健康と幸せをサポートしましょう!
今すぐ、アニマルレイキで癒すことで猫ちゃんのストレスを軽減し、猫ちゃんの自然治癒力をアップしよう
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アニマルレイキは、愛をこめて撫でるだけで猫ちゃんとの信頼関係も深まり、健康にもなる自然治癒力活性化メソッドです。
アニマルレイキについてステップメールで学ぼう
アニマルレイキがあれば、ねこちゃんとの信頼関係が増し、お互いにリラックスします。心も体もストレスが緩和され、治療の効果も出やすいです。
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この記事の監修者
獣医師:福井利恵
日本獣医生命科学大学 1999年卒業
アニマルレイキ協会の代表理事
愛をこめてなでるだけ自然治癒力活性化メソッド「アニマルレイキ®︎」の創始者
動物と人の最高の関係を築くために、アニマルレイキワークショップを開催
多くの飼い主とそのペットたちがより豊かな生活を送る手助けをしています。